C/Cコンポジットとは?

Carbon Fiber Reinforced Carbon Compositeの略称で 一般的にC/Cと呼ばれています。 炭素繊維を強化材、炭素を母体とする複合材料です。

01. 重量が軽い

重量は1.6〜1.7g/cm3と耐熱性金属鋼と比べると約1/4と軽量でありながら、炭素繊維で強化した材料の為にグラファイトと比べると、3倍~5倍の強度を持っています。また、軽さと強度を持ち合わせているので、炉内設備等で重量物を処理できる量が増え、炉内設備用ファン等は、モータへの負担が軽減され、生産性の向上・運転時間の短縮が図れます。

02. 耐熱性(冷却性)が高い

製造行程で2000℃〜2500℃まで温度を上げて製作するために、使用温度環境下においては熱による変形なく、繰り返し行われる熱処理等にも耐えられます。また、熱変形が無いので、ファン・撹拌フィン等についてはメンテナンスが不要で、樹脂・金属系の材料で使用できない温度領域でも使用することが可能です。更に摩擦等による熱温度上昇による変形が解消でき、急速加熱・急速冷熱等の箇所にも使用できることにより、耐熱・熱伝導効果を利用して、ヒーター等の部材にも使用することが可能となります。

03. 多摩擦・耐食性

優れた摺動性と摩擦係数を制御することができるため、対酸化性により、樹脂部材からの代替が可能となります。また、オイルやグリース等を使用しなくても耐摩耗能力があり腐食環境下での使用も可能です。(耐食性に優れているため、使用環境下でも可能)


04. 熱膨張率が極めて低い

製造上高温下で製作される為に、金属またはCFRPと比較しても熱膨張係数が極めて小さいです。 C/Cコンポジットは炭素繊維の持つ、低熱膨張係数により寸法安定性に優れており、高温下でも機械的特性の低下が少ない素材です。設計によっては熱膨張を限りなくゼロに近づける事も可能です。