CFRPとは?

Carbon Fiber Reinforced Plastics の略称で一般的にCFRPと呼ばれています。 炭素繊維を強化材、熱硬化性樹脂を母材とする複合材料です。 母材が熱硬化性樹脂のものを炭素繊維強化樹脂(CFRP)、 母材が熱可塑性樹脂のものを炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)と呼びます。

01. 軽くて強い

CFRPの持つ機能の中で最も注目され且つ、利用されている機能 です。鉄やアルミなどの金属材料よりも比強度、比弾性率に優れた 【軽くて強い】材料です。

02. X線透過性に優れている

CFRPはX線透過率が高いので、人体への被爆量を軽減し、鮮明な画像を得ることができます。医療機器分野においては、使用する炭素繊維・成形方法により異なりますが、一般的にアルミの5倍の透過率と言われています。高い剛性が必要な場合、フォーム材との組み合わせにより飛躍的に透過率を向上させる事も可能です。

03. 振動減衰性に優れている

CFRPは振動減衰性に優れ、搬送機器においては位置決め精度向上や高速化に貢献しています。その他にも精密機器における精度向上にも大きく寄与しています。

04. 低熱膨張率

CFRPは炭素繊維の持つ、低熱膨張係数により寸法安定性に優れ高温下でも機械的特性の低下が少ない素材です。設計によっては熱膨張を限りなくゼロに近づける事も可能です。

05. 意匠性に優れている

CFRPは、優れた機能にあわせて、それらを誇示するかの様に、見た目の美しさも備えています。炭素繊維織物、UD(一方向)素材、多様な繊維と組み合せにより外観に訴える商品にも多く採用されています。